蛙のうたが
聞こえてくるよ。ふしぎなことに、クルマ通勤でのたんぼ沿い、窓閉め切っていても、蛙のうた間断なく、まるで同じ鳴き声がゲロゲロ聞こえてきます。すすんでもすすんでも同じ声に聞こえる。これは声の複雑系、音のf分の一ゆらぎ、ちょっと気持ちもいいかも、どこを切りとっても同じにみえる森の木々の風景にも通じるぞ、自然の奥深さ、ずっと聞いていたいくらい。
連休あけて、ずいぶん田植えを終えたところが多くなりましたよ。この風景もよく考えれば人工的、水利、土木、灌漑、人間の営み。荒川の土手を高く上げる工事もほぼ終盤、ミャンマーの甚大な被害を思うとき、備えをつづけているわが国、かつてはおおきな被害あったればこそ、他国にも教えてあげられるよね。そうよ、フードマイレージだ、3Rだ、循環型社会だ、かまびすしいけど、なに、みなこの国は自然体で実践してきたことじゃないか、DNAに持っているはずの意識、よびさまそうじゃないか。
などと、田んぼをみていると、雨、風、しのいで、手間かけて、やっぱりおいしいお米になってほしいものと切に思います。このあいだ、土をひねって、茶碗やぐい飲みをかたちづくりました。釉薬をかけていっぱしの作陶のつもり、今度、窯から取り出すのですが、これも、また、粘土を熱して固めて、ってじつは地中の土の長い長い営みの再現でもあるのですよと教えられ、ああ、出来上がりがいとおしい。なにを入れていただこう。






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